【魂の救済】日本の至宝envy――静寂を切り裂く爆音と、美しき祈りの叙事詩

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日本の至宝『envy』。静寂を切り裂く爆音、それは美しい祈りの叙事詩。 Music

envyとの出会い:静寂を破った40秒の「時限爆弾」

envyとの出会いは1998年、VA『far east hardcore』だった。当時はまだ「かっこいいハードコア」という認識だったが、その後リリースされたアルバム『From here to eternity』が僕の全てを塗り替えた。

今でも忘れられない記憶がある。大学受験の自習中、塾の教室でこのアルバムの1曲目『Limitation』を再生したまま、トイレへ立った。

ご存知の方もいるだろうか。この曲は、40秒の深い静寂の後に、暴力的なイントロが炸裂する。

「止めたつもり」だった僕のプレイヤーは、40秒後、静まり返った教室にenvyの爆音を響き渡らせた。戻ったときにはイヤホンを抜かれ、強制終了されていた……。

『Limitation』をお見舞いした音楽プレーヤー。戻った時はイヤホンが抜かれていた。
『Limitation』をお見舞いした音楽プレーヤー。戻った時はイヤホンが抜かれていた。

だが、大学受験という当時の僕にとっての「くだらないイベント」の静寂を破ったあの音こそが、何よりかけがえのないものだった。あの40秒後に僕の「制限(Limitation)」を破壊した音は、その後の28年に及ぶenvyとの歩みの、鮮烈な幕開けだったのだ。

「叫び」が語りかける、美しき救済

なぜenvyは、これほどまで僕の魂に突き刺さるのか。

初期に見られた若い衝動と怒りは、2003年の名盤『A Dead Sinking Story』で、ゆっくりと積み上げられる「叙事詩」へと昇華された。

envyの凄みは、怒りや哀しみを単なる「音」としてではなく、ありのままの「言葉」として語り上げる手法にある。その強烈な美しさに触れるとき、僕の感情は爆発し、そして不思議なほど美しく救済される。

彼らの凄まじい進化をリアルタイムで観測し続けられることは、ファンとしての優越感であり、何物にも代えがたい「誇り」でもある。

魂を震わせる「必聴3選」

  • Chain Wandering Deeply』(アルバム:A Dead Sinking Story)
    冒頭、感情剥き出しの迷いと悲しみが伴う叫びに、今聴いても涙が出る。
    4分24秒からの一瞬の無音――。
    この無音は決して「無」ではない。その後に続くアルペジオの神々しさを極限まで高めるための「祈り」だ。この「静」と「動」の極致に2003年に出会えた幸せを、僕は今も噛みしめている。

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  • Crystallize』(アルバム:Insomniac doze)
    前の曲が「影」なら、これは「光」だ。文字通り「光の結晶」のような、暴力的なまでの輝き。紡がれる言葉の連なりは、envyが到達した一つの聖域。この「言葉という名の究極の音」によって僕の日常は浄化され、癒やしの讃美歌へと変わる。

  • 『A Breath Clad in Happiness』(アルバム:Recitation)
    これはもはや「祈り」だ。疾走する8ビートとベースのグルーヴは、まるで命の鼓動。 曲名の通り「幸せに包まれた息吹」が、スピード感の中に宿る優しさとなって僕を救う。この命の叫びは、なぜこれほどまでにダイレクトに、僕たちの心を打ち鳴らすのだろうか。

さて、今回はenvyとの出会い、凄み、個人的3選をお伝えさせていただいたが、今後は彼らのアルバムや、音の使い方などを語っていきたいと思う。

envyという日本の至宝。もし聞いたことがない方がいるのであれば、ぜひ聞いていただきたい。

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