【ブログ紹介】僕とあなたの「情景」を重ねる場所――「SG-Walker.Japan」の楽しみ方

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SG-Walkerというブログの楽しみ方をみなさまへお伝えいたします。 Music

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ふとした瞬間に鳴り出す音楽

映画やドラマ、ゲームでは音楽が最高のエッセンスとなり、シーンを彩る。それは作品の印象として多くの人々に知れ渡るものだ。だが、それとは別に、君が歩くあの道、あの場所、あの瞬間に、なぜか決まって思い出す「あの曲」はないだろうか。

それは、自分だけのストーリーがあって初めて成り立つ、極めて個人的な体験だ。誰かに共感されることを求めたものではない。しかし、そんな「僕だけの記憶」を、誰かと共有できるとしたらどうだろうか。

ゲームというキャンバスと「空白の時間」

なぜ僕は、ゲームに音楽を重ねようと思ったのか。それはゲームという体験の構造にある。

通常のゲームには、製作者が意図したテーマソングが流れる。しかし、そこは既にゲームの世界観として完成されている。僕が注目したのは、ゲームの中でプレイヤーがふと歩く「何もない時間」だ。軍艦島の廃墟や、いつも通る道でふと音楽が鳴り出すように、ゲーム内の自由な移動中にも、僕たちだけの情景があるはずだ。その「空白」に、僕が選ぶ音楽という絵具で、君だけの景色を描いてみたいと考えた。

僕がSG-Walkerを始めた理由

かつて僕は、廃墟の写真と Sunny Day Real Estate の『The Rising Tide』が重なり合った時、まるで元々一つだったものが戻るかのような不思議な感覚を体験した。その時、僕は初めて「音を通じて『情景』を描き、その世界を生きる」ことを知ったのである。

その廃墟とは、長崎県にある軍艦島だ。

僕が当時よく見ていた廃墟の画像を集めたサイトがあったのだが、そのなかに軍艦島の特集があった。今でこそ軍艦島には立ち入り禁止となっているが、当時は廃墟マニアはまだ入れる時代だった。そのため、彼らが撮った画像が紹介されていたが、これが僕にとっては筆舌に尽くしがたかった。その感情すべてが、この『The Rising Tide』に詰まってしまったのだ。

僕が『The Rising Tide』を聴くたびに思い浮かぶ情景だ。この朽ち果てた世界は美しく見える。
僕が『The Rising Tide』を聴くたびに思い浮かぶ情景だ。この朽ち果てた世界はThe Rising Tideで美しく見えてくる。

また、僕がまだ若いころ、ある場所に定期的に車で移動をすることがあり、その際にHot Water Music x Leatherfaceのスプリットアルバムをよく聴いていた。不思議なもので、この音楽を聴く度に、あの道のりの匂いや空気が今もなお鮮明に思い浮かぶ。これもまた、僕が求める感覚である『情景』だ。

LeatherFaceとhot water musicのSplit。このアツいアルバムを聴くたびにあの道のりを思い出す。
LeatherFaceとhot water musicのSplit。このアツいアルバムを聴くたびにあの道のりを思い出す。

このブログ「SG-Walker.Japan」は、その体験を拡張する場所だ。ゲームという自由に行き来できる場所をキャンバスに、音楽で『情景』を重ね合わせていく。僕が提示する音が、君が感じた『情景』にさらなる深みを与えるかもしれないし、あるいは全く別の見え方を示すかもしれない。感想は無限にあっていい。

このブログの歩き方

このブログでは、君も経験しているであろうメジャーなゲームの印象的なシーンに対し、決して有名ではないがエモーショナルで『情景』につながるインディーズバンドのサウンドを組み合わせて紹介していきたいと思う。

それは、ゲームの中の主人公の背景を考えた選曲であったり、全く異なる新たな視点でゲームを考察して導き出した選曲、さらには神話や歴史などを考慮して選び抜いた楽曲でもある。もちろん、これは僕の感覚ではあるが、場合によってはこの感情が君とリンクすることができれば、ゲームのこのシーンを見たときに思い出す音楽……もしくは、この音楽を聴いたときに思い出すあのゲームのシーン、ということができるはずだ。

情景をさらに深く味わうための「音の入り口」

そして、このブログを最大限に楽しむために、僕は機材のスペックの数値だけを追うことはしない。あの廃墟で感じた透明感や、ポストロック特有の静かなる轟音をどうすれば自宅で再現できるか。そのための「音の入り口」として、愛用する機材を紹介していく。

たとえば、僕が常に紹介する『Sennheiser HD 599 SE』 は圧倒的な奥行きと立体的な空間表現を表現する「E.A.R.(Ergonomic Acoustic Refinement)テクノロジー 」、空気の抜け感を表現する「開放型メッシュ構造」、音の正確な位置感を表現する「軽量アルミボイスコイル&高性能振動板 」が非常に有効だ。

ヘッドフォン自体は開放型ヘッドフォンになるため、音漏れが気になる場所や家族との共用空間では、あまりおすすめは出来ないため注意していただきたい。

おわりに:一緒に新しい景色を見つけに行こう

メジャーではないけれど、限りなくエモーショナルなサウンドたちが、君の日常の景色やゲームでの体験をどう塗り替えていくか。その橋渡しができることが、僕にとっての何よりの喜びだ。

さあ、次はどんな「光」を見つけに行こうか。君の中にある情景を、この場所で共に紐解いていこう。

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